チャットGPTに聞いてみた!
さて、今回は植物がストレスを感じた時、ストレスを発散したとき、植物は実際に敵である害虫に対して誘引物質を生成してしまうのか?チャットGPTに聞いてみました!今回このようなことを質問した理由は、農作物を害虫から守るために普段いろいろな資材を使って散布などしますが、資材の成分によっては植物にストレスを与えて、かえって害虫を誘引することになるとの話も過去に聞いていたからです。
とりあえず、結果を見てみましょう!
1. アブラムシ(アフィド)
- アブラムシは、植物の水分や栄養を吸収してしまうため、植物にとって大きなダメージを与えます。植物が乾燥ストレスや栄養不足を受けているときに放出する化学物質の一部は、アブラムシにとって魅力的なものです。また、植物が他のアブラムシに攻撃されている場合、アブラムシにとってその植物が攻撃しやすい標的であると認識されることがあり、誘引されることがあります。
2. ハモグリバエ
- ハモグリバエの幼虫は植物の葉の中にトンネル状の食痕を残して被害を与えます。植物が物理的な傷害を受けた場合、特定の揮発性物質が放出され、それがハモグリバエのような害虫を誘引する要因となることがあります。
3. ハダニ
- ハダニも乾燥や高温ストレスを受けた植物に寄生することが多く、ストレス下で発せられる化学物質がハダニの誘引に影響することが確認されています。特に乾燥に弱い植物に対して、水分が不足している状態ではハダニの攻撃を受けやすくなります。
4. カメムシ類
- カメムシ類は植物の葉や果実に口吻を突き刺して栄養を吸収しますが、特定のストレス(乾燥、栄養不足)を受けた植物から発せられる揮発性の物質が、カメムシを誘引することが報告されています。
5. ネキリムシやヨトウムシの一部
- 地表付近で発生するストレス、例えば土壌の酸化還元の変化や物理的な損傷に伴う化学変化が、これらの害虫を引き寄せることがあります。
ストレスを受けた植物が放出する化学シグナルの多くは、ストレスを受けている植物が弱っていることを害虫に知らせるような役割を果たしていると考えられます。
このチャットGPTの解答によると、植物を守るために様々な資材を使って害虫対策をしますが、逆に植物にストレスを与えてしまい害虫を誘引することもあることが改めてわかりました。従い、合成化学系資材などを散布する時は注意が必要となります。何事もバランスが必要ですね。
2024-11-05 16:17